答え? あぁ食べちゃった。

高校時代からブログ初めて、気付いたら社会人になっていました。過去の内容はオタク全開ですが、気にしない。

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2005/08/02(Tue)

クイズの女王

~クイズの女王~

 女――特に「恋人」となると厄介な存在になる事がある。
「ねぇ、ギル?」
「なんだい、タリア?」
「ギルって本当に私の事好き?」
 …また始まった。
「あぁ、もちろんだよ。愛してる」
 そういってぎゅっと抱き締める。しかし
「どれ位好き?」
 何故か女は私が答えられない質問ばかりするのだ。タリアはそんな女ではないと思っていたのだが、やはり女は女だ。結局こんな風に聞いてくる。
「ねぇ。聞いてる?」
「聞いてるとも。答えられたらご褒美でもくれるかい?」
「例えば?」
「それは後のお楽しみ♪」
 ふっと笑うとタリアの呆れた顔が見れた。

 ――またはぐらかされた気がする。
 男は何故か質問しても上手くはぐらかす。
 結婚だとか、今後の事とか、彼とは沢山話したいのに。何故か上手にすり抜けるのよね。
「私達…いつまでこんなのかしらね?」
「さぁ…?私は今のままでいいけどね」
 今まで何人かの男と付き合ってきたけれど、ギルバートほどはぐらかすのが上手い男は初めてだ。今までははぐらかされても最後は本音を聞き出せた。でもこの人だけは未だに本音を吐かせた事はない。
「はぐらかすの、上手いわよね?」
 私が言うと
「ありがとう」
 そういって抱き締めていたのを強めた。

「ねぇ、ギル?…」 
 次に繰り出された質問はどう対処すればいいのか判らなかった。こういうときにする反応は一つのみ。
「さぁ…」
 そういって笑う事だ。笑いながらタリアの方を見ると、タリアはじっと私の顔を見つめていた。クイズの女王は質問にはちゃんと答えてくれないと許してくれないらしい。それはきついぞ、タリア。

「ねぇ、私の事本当に好き?どれ位好き?」
 また始まった。彼女は滅多に聞いてこないけれど、聞く時は1日に何回も聞いてくる。
 私は思うのだ。私に「私の事好き?」と聞いてくるのは彼女自身が私の事を好きだ、という意思表示なのだと。そしてそれは私にも彼女にも正確な答えが出せないものなのだと。
「そんなに心配せずとも大丈夫だよ」
「本当?」
 彼女の瞳がじっと私を見据える。
「私はタリアの事が一番好きだし、君も私の事好きでいてくれるのだろう?だったら私達はずっと一緒に居られるさ」
 クイズの女王はこの答えで満足してくれた様だ。とっておきの笑顔を私に見せてくれた。



 あとがき。

 日記で書いた「クイズの女王」の歌詞から日月が勝手にSSS書いてしまいました。でもこんなのでは全然内容分かりませんよね。知りたい方は「SAMPLE BANG!」買って聞いて下さい。9曲目です。今の所、これが一番のお気に入りです。
 
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  •  え~っと…瓜生 日月「うりゅう かづき」です。介護士をやっております。
     オタクというか、腐女子というか、その様な類の人間です。










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